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ゴルフの科学的考察 左打ちストレッチの勧め(右利きの場合)

2013/07/06

男子プロトーナメントのTV中継を見ていますと、片山 晋呉 プロが待ち時間の時や、ストロークの合間に良くやっている左打ちの素振りを目にすることがありますよね。あの練習は、私もレッスンプロに教えてもらっている時に時々やらされました。

もちろん右で打てない時の為のトラブル対処の為の練習でもあるのですが、本当の目的としては体のストレッチの為に命じられた練習です。この練習を行うと左右の腕や手首の使い方がよく判ります。自分が思っているというか、意識せずにやっている癖のようなものがより顕著にこの左打ち素振りに出ます。実際のスイング(実際にボールを打つ場合)でも同様です。

この練習は今では多くのプロも普段の練習に取り入れているようなのですが、なぜそうなったのでしょう?。これはこのところお伝えしているように、ゴルフのスイングに於いて重要とされている各種のバランスを考慮しているからなのです。各人の利き腕によるスイングを毎回続けていると、当然ですが筋力に差が出てきます。

結果、片側だけの筋肉に負担がかかり、下手をすればオーバーワークになって痛めてしまいかねませんし、骨盤がゆがんだり、はたまた、手足の長さが変わってしまったりということになりかねません。これは決して良い事ではありませんし、バランスのとれたスイングからも遠ざかってしまいます。

それで、このバランスを取る為にも左打ちの素振りやスイングを練習すると云う訳です。皆さんの中にはスイング動作では左右どちらの筋肉も使っているからバランスが取れているのでは?と考えている人もおられるでしょうが、実際は違います。右利きのゴルファーの場合、バックスイングでは右の外腹斜筋と左の内腹斜筋が伸びて、フォロースイングではこの逆になります。

一見、左右の筋肉を均等に使っているように思えますが、それぞれで各筋肉に懸る負担の度合いが異なるのです。ですから、たまには練習で逆の素振りやスイングを行うことで、いつもとは逆の負荷のかかる筋肉を使って、均等に使えるようにする必要があるのです。もちろん左右全く均等にはできませんが、普段使われない筋肉をつかって極力バランスを取るストレッチが必要と云う訳です。

片手打ちの練習と併せて、この利き腕の反対側によるスイング練習をお勧めします。

※上記は右利きの場合ですので、左利きの場合は左右が逆になります。一応念のため。

 

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