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パター(パッティング)についての科学的考察 その弐

2013/06/28

パットの基本 (パッティングの三原則)

前回からの続きです。

俗にパット(パッティング)の3原則と言われているものがあります。パッティングほどその多様性がある技術はゴルフに於いてないでしょう。例えばグリップ・道具・スイング方法等様々なものがありますよね。プロの世界でも様々なグリップ・クラブの長短・ヘッド形状・スイング方法が実施されています。

しかしいずれのグリップ・道具・スイング方法においても肩・腕・手を動かすことには変わりありません。これらによってパターをコントロールしてボールを転がすということになります。そうして、肩・腕・手をどのように使うのかが問題になる訳ですが、共通する点としてパッティングの基本と言われる次の3点ではないでしょうか。

① ボールの位置は目の真下、もしくは左目の真下(目の真下よりやや左側)に置く。

② テイクバックとフォロースルーの大きさはほぼ同じ。

③ パターのロフトを正しく使って芯で捉え、しっかりボールを打つ。

もう少し詳細に解説しますと、

①は、目・ボール・カップが同一直線上になる所へボールをセットし、アドレスすること。真下の位置よりも上(遠い方)でも、逆に下(近い場合)でも上手に照準を決めることができません。目線とスイングの線(スイングプレート)がズレてしまって、正確なストロークが出来なくなってしまいます。

②は、インパクト前後のストロークの大きさを同じにした方がボールをしっかり打つのに最適になります。なぜならゆっくりしたリズムでストロークできますし、クラブヘッドを加速させながら正確に打てるからです。テイクバックが大きすぎるとインパクト前に加減してしまって減速しがちになりますし、逆に小さいとクラブを早くスイングしてしまいがちになって、ストロークが安定しません。この時に重要なのが、腕・手だけでスイングしないことです。腕や手は器用すぎてつい調整してしまうからです。肝心なのは肩を使って腕と手をこの肩の動きに同調させることです。

③は、どんなに短く刈ってあるグリーンでもボールは僅かに沈んでいますので、最初からボールを順回転で打って転がそうとしても芝の抵抗にあい、上手く転がりません。そこでパターのロフトを利用して(逆に言えばこのためにパターにはロフトを付けてあるのです)ボールを少し浮かせた状態にして、同時にターゲット方向へボールを飛ばすことで順回転の転がりの良い打出しができるのです。このためにも肩を使ったストロークを行い、ロフトを殺すような手だけで打つストロークや、手首だけを使ったような打ち方はしないようにしましょう。

皆さんが少しでもパット数を減らして、スコアーが上がることを祈っております。

 

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