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ゴルフの科学的考察 パッティング 1 その五

2013/05/22

前回お約束した「しっかり打った方が良いのか、あるいはジャストタッチで打った方が良いのか?」と言う問題について検証してみます。

左右に曲がるパッティングラインの場合、二通りのカップインラインがあると言われています。上記に記載した通り、一つは薄めのラインでしっかり打った場合と、もう一つは厚めのラインでジャストタッチで打った場合です。それではこの二通りのラインの内どちらのラインの方がカップインし易いのでしょうか?

まあ、グリーンの条件としては様々なシチュエーションがあり、この答えも一通りでは無いようです。大きく分けると次のような二つの場合が考えられます。その一、傾斜が緩くその曲がり具合もカップ半分程度のラインの場合は、ラインを薄めに読んでしっかり打った方がカップインの確率は高くなるでしょう。我々アマチュアはこの微妙なラインをつい大目(過大に)に読んでしまって左右に外してしまう場合が多いのですが、この様な場合は「微妙な曲がり具合」を打ち消してしまう位でしっかり打った方が良いのです。ただし、1m以上のオーバーをしないようなタッチでですよ。仮に外れても1m以内であればラインもわかっているし、まず外すことはないでしょうからね。

もう一つの方は、ある程度の距離があり、見ただけで大きく膨らませないといけないような傾斜のあるラインの場合です。もちろんこのような場合でも薄目に読んでしっかり目に打つラインも存在します。ですがこの打ち方は危険が大きすぎますよね。特に下りのラインでは大きくオーバーしてしまう可能性が大ですからね。登りのラインの場合は、カップ奥の壁に当たって入ってしまう確率は高いので、このしっかり打つと言った場合の「しっかり」にはかなりの幅があることになります。

しかしながら大きく膨らませなければならないようなラインの場合、しっかり打ちすぎるとカップの上を通り過ぎてしまい、逆に弱かった場合は手前で大きく切れてしまいます。と言うことは、大きく膨らむラインでは「しっかり」の幅が少なく、下手をすれば3パットの危険がかなり大きいということになるのです。従って、この様な大きく膨らむラインの場合は、ジャストタッチで打つべきと言うことになります。そうすれば、仮に外れてもOKにつく可能性が大となります。

といっても、この場合のジャストタッチのラインは1つしかありませんので、プロでも外す場合が多いラインとなります。ですから、アマチュアの我々は2パットを想定してパッティングすべきでしょう。といいますか、「2パットで十分!」と言う考え方がベターだと思われます。

と言うことで、「しっかり目に打つのか?ジャストタッチで打つのか?」と言う問題は、自分のボールのカップに対する距離と位置により、傾斜の少ない場合はしっかり目で、傾斜が大きい場合はジャストタッチでと言うことになります。

次回は同じラインにある場合の法則について検証してみましょう。

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