2011/08/07
くまもと阿蘇カントリー湯之谷コースの名物ホールその弐、さすがに歴史ある古いコースであるせいでしょうか?名物ホールに対する命名にも歴史ある形容詞、・・・じゃなくて名詞が使われておりますねェ。命名した当時の人達の洒落っ気?でしょうか。
その弐、OUTの5番ホール 368y パー4の「203高地」。ご存知とは思いますが簡単に説明いたしますと、日露戦争におけるロシアバルチック艦隊のアジア拠点要塞であった旅順港攻防に於ける日露間の消耗戦(有利な高地を不利な低地から攻め込む為、膨大な戦死者を出した)が行われた高台として、有名です。
日露戦争のヒーローの一人である乃木希典司令官(当時)や、司馬遼太郎の小説「坂の上の雲」等でも有名です。余談ですが、某国営放送で今ドラマが放映されていますね、次回は年末の放送予定のようです。
詳しくは歴史書・小説にてご確認ください。
ということで、本ホールは「203高地」と名前があるとおり、山岳コースによくある砲台グリーンです。ティーショットはドライバーで目一杯叩いてもOKなホールで、ドラコンホール向けにもなっていますが、グリーン周りとグリーンに結構高低差があり、グリーン面が狭い(他と比べて特別という訳ではないですが・・・。)セカンドショットをグリーンの中央に乗せないと・・・・・。後はご想像の通りで、何度チャレンジするのかはあなた次第です。
ホールOUTした後で「203高地」上手い命名だと余裕で話ができるか、あるいは忘れ難いトラウマとなりますか、お楽しみください。
くまもと阿蘇カントリークラブ 湯の谷コースは、阿蘇郡南阿蘇村にあるゴルフ場になります。
アクセスは熊本市内からは、R57号線を阿蘇方面へ立野を過ぎて、阿蘇登山道路入り口手前のセブンイレブンの先の信号(下野)を右折、途中猿回し劇場や阿蘇ファームランド等を通り過ぎながら道なりに阿蘇火口方面へ約5㌔行くと左手にまだ新しいクラブハウスが見えてきます。
湯の谷コースは60年(平成23年時点)の歴史を誇る熊本で一番古い名門コースです。小さいときによく阿蘇方面に家族でドライブに連れて行ってもらっていたのですが、横を通る度にとても優雅な感じがしてどんな人たちが何をしてるのだろう(小さくてゴルフがどんな物か知りませんでしたので・・・)と、その場所の綺麗さや美しさに感心していました。
昭和27年秋に開場。 ゴルフ場の設計の名匠である、井上 誠一 氏、保田 与天 氏が設計を手掛け、ブルトーザーなどの機械を使用せず、自然の地形をそのまま生かしてつくられた、まさに手づくりのゴルフコースとなっています。
各コースごとに自然の織りなす変化を味わいながらプレイができ、それが湯の谷コースの一番の魅力となっているようです。
2010年4月16日に新しくクラブハウスの新築工事及びコースの整備も整い、『くまもと阿蘇カントリークラブ湯の谷コース』がグランドオープンしました。新しくて気持ちいいですよ。
名物ホール「馬の背・203高地など」もあり、とても楽しめる(人によりますか?)と思います。友人の一人は「あそこには絶対行かん」といってました。203高地でよほど酷い目にあったようです。
従業員の方々の対応も大変良く、名門とはこういうことかと関心した次第です。(管理人の個人的な感想です)
といっても変に格調高く、敷居が高いような雰囲気ではけしてありませんよ。逆にとってもアットホームな感じですし、料金もそんなには・・・・ですよ。
平日のセルフなどは、絶対お勧めです。